梅毒と言えば、エイズと並ぶ代表的な性病ではないでしょうか。
感染してしまえば治す方法もなく、他への感染を防ぐため隔離され死を待つばかり、という時代が過去にありました。
第1期~第4期までの進行段階があり、一旦第2期の症状が消えて潜伏期に入ってから第3期、第4期になりますと、体中に腫瘍の様なものができ、そのまま死へ向かう恐ろしい病気でした。
ところが、1940年代にあの「ペニシリン」の登場により梅毒は激減し、今では第3期、第4期まで進む症状は殆ど見られなくなりました。
それでも治療が遅れるほど治療には時間を要する怖い性病である事には変わりなく、自宅で検体採取して郵送で送るだけで検査が行える性病検査キットは、HIV検査と並び、とても大事な性病検査と言えます。
梅毒とはどのような病気なのか
性の多様化に伴い、残念ながら梅毒も近年増加傾向にある性病になります。
梅毒とは、梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)という病原体が、血液や精液、膣分泌液等を介して体内に侵入することで感染します。また、感染部位と粘膜や皮膚の直接接触によっても感染します。 写真:Treponema pallidumの電子顕微鏡写真 by Wikipedia
感染後、経過時間に応じ、第1期~第4期まで進行する過程で症状が変化し、やがて全身に広がっていき障害を引き起こす、慢性特異性炎症性疾患になります。
体中にただれのような斑点の模様のようなものが出来て、ここから吹き出る菌がまた周りに感染していくことにもなります。
梅毒は当初感染部位へ腫瘍のようなものができます。(第1期)
ところがこれが治まると次に全身に発疹のような赤いブツブツが現れてきます。(第2期)
どのような症状か知りたい方はWEBで検索してみると、とても悲惨な病状写真がアップされていますので見る事が出来ます。
※あまりにグロいものが多いので本サイトで引用するのはやめました。
感染経路はHIVと良く似ていて、怪我などによる血液感染よりも圧倒的に多いのが性行為による感染であり、性感染症に分類されます。
アナルセックス、オーラルセックスでも感染しますので、肛門、口腔、口唇なども感染部位になり、これはキスでも感染する事を意味しています。
梅毒の進行段階についてはGME医学検査研究所さんの一覧表を引用させて頂きます。
引用:GME医学検査研究所
現在は抗生物質により第3期まで進むことは殆どありませんが、それでも治癒するには長い時間を要する病気でもありますので、早期発見と治療が必要です。
そして梅毒にも無症候梅毒といい、自覚症状の無いままに何年もの間過ごしてしまう報告もあります。
もし女性が感染していることに気がつかないまま妊娠してしまった場合、生まれてくる子供にも感染してしまう可能性があります。
但し、昨今では妊娠初期の段階で、妊婦に梅毒血清検査が行われるようになりましたので、子供への感染についてはほぼ無くなったと言えるでしょう。
梅毒の検査方法は?
梅毒の検査は男性も女性も同じで、血液検査により性病検査をすることができます。
血液を使用することに心配される方もいるかもしれませんが、検査キットで採取する血液量は病院と比較するとかなり少ないのです。
検査キットに同梱されているランセットという採血器具を使い、細い針を使用して少しだけ自傷して、ろ紙になじませて血液を採取します。
こちらの記事でランセットによる採血方法を紹介しています。
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誰でも簡単に採血することができますので、安心して検査をしてみましょう。
また、梅毒の検査が行えるのは、感染後1.5~2ヶ月経過してからになります。
引用:GME医学検査研究所
HIV検査が出来るのは2ヶ月経過後、確実な検査結果が出せるのは3ヵ月経過後からになりますし、どちらも血液検査になりますので、もし梅毒の検査を行うのであれば、HIV検査を一緒にやってしまうことをおすすめします。
梅毒の検査目安になる症状は、先の一覧表の通りですが、主な初期症状は以下の通りです。
- デリケートゾーンにしこりがある
- ピンク色の円形のあざがある
- 発疹ができる
- 毛が抜けている
一覧表と上記症状に思い当たるフシのある方は、梅毒に感染している可能性がありますので、早めに検査してみることをおすすめします。
この梅毒とHIV検査用の血液検査キットはこちら
↓
血液2種検査キット(梅毒・HIV)
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また、血液検査によりB型肝炎とC型肝炎の検査もできますので、同時に4種の検査をしても良いかもしれませんね。
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血液4種検査キット(梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎)
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梅毒に感染するとエイズにも感染しやすくなる?
HIVに感染した人は免疫力が低下しますので、それにより他の性病に感染しやすくなってしまいます。
また、梅毒に感染した人はHIVにも感染しやすくなっている状態だとも言われています。
折角血液検査を行うのであれば、最低でも梅毒とHIVは同時に検査しておくべきだと思います。
当然これらの性病検査は、それなりの出費になるのですが、ご自身の将来、そして周りへの感染ということも考えますと、一人一人が真剣に考え、検査を甘く見てはいけません。
それによりもし感染が早期発見できたならば、早い段階での対処により完治できる確率が高くなりますし、完治までの期間もより短くて済むのです。